楽天モバイルが5Gの料金を発表しました。

4Gと同じ月額料金2,980円ということで、2020年4月より携帯キャリアサービスを本格的に提供して以降、なかなか攻撃的な料金体系で攻めてます。

2020年4月より前には限定的な人数でのテストとして「無料サポータープログラム」というものを行って、テスト結果をフィードバックしながら本格的サービスに移行しました。

ここまでのサービス状況を見ながら良いところ悪いところを見てみましょう。



楽天モバイルの良いところ


・料金は1種類しかなく、MNOの中では一番安い

・Rakuten Linkアプリを使えば通話かけ放題

・楽天エリアでは通信し放題

・楽天エリア以外では容量5GBまで。容量を使った後でも1Mbpsの速度で通信可能

・回線契約をするタイミングで端末を安く購入することが可能

・速度切り替えスイッチがある

・MVNOとは違うため、5Gもやり始めている。

なんといってもMNOの中では一番安い、というところが一番いいところではないでしょうか。

通常格安simというと、MVNOといって回線をまとめて借りて契約者に売る形になりますが、ここは自前で回線を持っています。

他のMVNOで見られる昼間の速度低下とも無縁です。

キャリアと比べると、月額費用を半減させることも可能です。


楽天モバイルの悪いところ

・使える端末が限定的

・Rakuten Linkアプリを使い損ねた場合の通話には20円/30秒課金

・楽天エリアが非常に狭い。

・契約後のサポートはほぼ期待できない

公式に使える端末が非常に限定的でiphoneも公式に使えるようにはなっていません。

また、楽天で扱っている端末以外は動作保証されていません。

楽天エリアも非常に狭く、ちょっと車で移動をするとすぐにエリア外になります。

契約後のサポートもチャットでしか回答をもらえず、その回答もリアルタイムで返ってこないため、回答は全く期待できません。


楽天モバイルを選ぶのに向いている人まとめ

やはりここを選択する人はこれまでのキャリアに見切りをつけたい人がお試しで契約するところでしょう。

ほぼ月額が半減できるのは大きいですが、いくつか使い勝手に劣る部分があるため、できればMNPをせず、2台目をお試しで使ってみて問題なければ移行する、という形にした方が無難な気がします。

それがわかっているのか、当面は月額無料で使用できます。

まずは契約してみてお試ししてみてはいかがでしょうか。